gemme du parfum

宝石のようにしづかに輝く、香りのおはなし。

「アリス・ロック」ドールのためのオリジナル・フレグランス発表!

この度、お人形情報誌「Dolly Japan」×粘土の老舗会社PADICOさん協賛のイベント 「アリス・ロック」ワンオフ展示即売会にてお披露目される、 みつばち@BabyBeeさんの新作ドール2体の香りを作成させていただきました! (アリス・ロックとは…? あの憧れの…

オーダーフレグランス紹介【ECHO】

先日とある方からフレグランスのオーダーをいただきました。 その時のエピソードがとってもとっても素敵だったので、ご紹介させてください。 ご友人のご結婚のギフトに…とのご依頼。 学生時代からずっと仲良しで、インド、トルコ、マレーシアと様々な国へ一…

「青の香り」ワークショップ後記

みなさま! 先日はワークショップご参加ありがとうございました。 せっかくなので、当日の模様をシェアいたしますね。 写真ではわかりづらいかもしれませんが、それぞれがブルーを取り入れたお召し物でお越しいただきました。 ブルーグレー、濃紺、ターコイズ…

4/19(日)青の香りワークショップ開催

春が近づいてきましたね。 私は、春の色って青に感じます。 何かが始まる雲一つない快晴の青、胸をときめかせる青春の青、クリアな水のような青…、はたまた飲み込まれるような深い青のイメージ。 * これまで好評をいただいていた連作企画、黒、白、紅と「色…

媚薬の香りワークショップ後記

今日はヴァレンタイン前に、思い思いの媚薬の香りを創作していただきました* ちらっとだけ、そもそも媚薬とは?のお話をさせていただくと… 媚薬(アフロディジアック)の名は、美と愛の女神アフロディーテ(ヴィーナス)に由来しており、「愛の行為を鼓舞す…

アイリスの花言葉

私の一番に愛する小説家・小川洋子の、「ホテル・アイリス」を最近読み返しました。 少女と老人が主な登場人物なのですが… 少女の母は「アイリス」というホテルを営んでいて、常に母親やアルバイトのおばさんに監視され、その館の中の狭い世界に閉じ込められ…

2/8(日)媚薬の香りワークショップ開催!

こんばんは。 もうすぐヴァレンタインですね。 世間の大人にとってはすっかり、世界のショコラを味わい尽くす贅沢のための記念日になっているような気がしますが(それも私はきらいじゃない…!)、好きな人や愛する人に想いを伝える素敵な日でもありますね!…

言葉を発さず、言葉を愛する場所

おしゃべり禁止の、静寂と読書のためのカフェー。 高円寺にある「アール座読書館」という場所に訪れた。 ずっと以前から気になっていたのだが、今日初めて足を踏み入れることができた。 メニューに付属で書かれていたお店の説明には、 「お仕事などで使って…

色鮮やかなモロッコ①Blue

私が死ぬまでに行ってみたい場所のひとつ、モロッコのシャウエン。 ご存知ですか?青の街。 北アフリカのモロッコ北部リーフ山脈に位置する人口約4万人の小さな街。 地名はベルベル語で「角(Ichawen)」から由来している。 街にへばりつくように屹立する山…

男の人の味がするお酒

「男の人の味がするお酒はありますか?」 そんなドキリとする台詞が出てくる小説に、出会った。 10代から小説家として活躍し出し注目され、自分の容姿に過剰に反応してしまい、自分は女性ではなく男の子なのではないか? 自分という存在のカタチって…を考え…

はじめまして、香りのひとです

こんばんは、はじめまして。 “香り”といえば、あなたはどんなものを思い浮かべますか? お気に入りの香水、季節の変化を感じるあたたかな風のにおい、冬の焚火の残り香、それとも好きな人の肌のにおい…? 千人いれば千人分の、香りの記憶があるはずです。 様…