色鮮やかなモロッコ①Blue
私が死ぬまでに行ってみたい場所のひとつ、モロッコのシャウエン。
ご存知ですか?青の街。
北アフリカのモロッコ北部リーフ山脈に位置する人口約4万人の小さな街。
地名はベルベル語で「角(Ichawen)」から由来している。
街にへばりつくように屹立する山の頂上がヤギの2本の角に見えることから、そう名付けられたそうな。
イベリア半島を追放されたイスラム教のベルベル人によって、ポルトガル人の侵入を防ぐための要塞として開拓され、その後移住してきたユダヤ教徒と共に発展を遂げた。
ユダヤ教を信奉する彼らは「天空・神・心の平静・海」などを象徴する神聖な色として、家の外壁が青く塗られたのだそう。
どこを見渡しても、ブルー、ブルー、ブルー…。
山の上にある街なのに、まるで架空の水中世界のような幻想的な色合い…
ひんやりとしたその空気感に、いつか溶けてみたいと想う。
そしてこの街、実は美しい中に秘密が…。
なんと麻薬取引が盛んなことでも(モロッコでも違法みたいですが)知られる場所だそう。
青の街には、果たして麻薬の香りが漂っているのだろうか…。