Ablxs×fucco 魚座の新月WSご参加ありがとうございました!
神宮前BAR bonoboで開催された「Πανάκεια〜パナケイア〜癒しの女神たち〜」。
クラブイベントの中でWSをさせていただくという異例な開催にドキドキでしたが、皆様お楽しみいただけましたでしょうか?!
開催場所は、午後の気持ちのいいテラス!
まずはfuccoによる「浄化のワーク」を。
心の中の古くなったものを手放し、
より自分らしい道を歩んでいけるように
まず、過去の自分に出会うガイダンスがありました。
fuccoさんによると
「『浄化』とは例えるなら、自分というコップの水が今淀んでしまってるなら、
新しい綺麗な水がいくら入って来ても汚れたままなので、
完全にクリアに綺麗にしてから、新しいお水を入れた方が良いですよね。
じゃあこの機会に綺麗にしましょうか!」というイメージだそうです。
わかりやすい!
そしてリーディングで出たカードは
物質的・精神的豊かさの循環は、
自分も他者も愛する(尊重する)ことが、カギになりそう。
確かに自分も相手も、どちらも尊重して、それぞれが自分らしく生きやすい状態をつくれたら理想的ですよね!
そして、その後はAblxsの調香パートへ。
いつもは使用する香りの素材一つ一つ詳しく解説するのですが、
香りの「名前」や「言葉のイメージ」に左右されないように、
あえて名前を伏せて使う香料を、直感で選んでいただきました。
ちなみ味でも同じことが起きるんです。
屋台のかき氷の赤いシロップ、あれってイチゴの味しますよね?
緑のシロップってメロンの味しますよね?
…でも実は…ナントほぼ味は変わらないそうです!
(高級なかき氷屋さんのは、もちろん違うと思いますが!)
なので、いかに人間は「見た目」や「言葉」に影響されているか…びっくりしますね。
今回はそれらを取っ払って、自分に今必要な要素を持つ香りを、
それぞれ自らの意思で選んでいただきました。
最後に選んでくださった香りたちを種明かし?し、調香作業へ!
わ〜!こんな香りを好きと思っていたんだ!と驚きと発見とともに、
皆んなで仕上がった香りをシェアしてくださっていました。
お気に入りの香りが出来て、ニコニコ良い笑顔♩ 私も嬉しいです。
そして実は…!今回コラボさせていただいたfuccoさんと、共同で「12星座フレグランス」を発表いたします!
個人的なお悩みや、こんな自分になりたいけれど迷いがある・・・など、
何か今の自分にサポートが欲しいという方には
fucco個人セッション45分+Ablxs12星座フレグランス(12種類のうちいずれか1つ・3,500円相当付)→8,800円 (4月末までのトライアル価格)
を期間限定で行っております。
セッション希望の方はタイトルを「12星座セッション希望」とし、
info@fucco-acc.comまで
①お名前
②お電話番号
③メールアドレス
④相談内容(当日詳しくお聞きしますので、簡単で大丈夫です)
⑤希望日時(平日/休日・午前/午後などおしらせください)
をお送りください。
詳しい日時はfuccoとご相談の上決定していきましょう!
また、12星座フレグランスは単品でも発売予定です!
詳細しばしお待ちください。上記セッションご参加の方はいち早く香りをお試しできますので、そちらもぜひお楽しみに⭐︎
今回のイベント主催のカヲリキッドさんとも、実は天秤座の香水がご縁で出会いました。エネルギッシュで素敵なイベントにお誘いいただき本当にありがとうございました!
また、音楽や香りを通して、さらなるご縁が広がっていきますように♩
3/20(月・祝) 馨りで紡ぐ物語~調香ワークショップvol.2~開催!
3/20(月・祝) 馨りで紡ぐ物語~調香ワークショップvol.2~
会場:銀座BAR十誡 講義:15:00~17:00終了予定(講義終了後は懇親会) 授業料:8,000円(完全予約制、1ドリンク付き) 定員:15名
忘れられない映画は、ありますか…?
前回大変ご好評頂きました、書籍をテーマにした調香ワークショップ。
第2回目は「映画・映像から紡ぎ出される香り」をテーマに、思い入れのある映画・映像をお選び頂き、そこから連想するキーワードを紡いでオリジナルの香水を調香して頂きます。
お客様からはお選び頂いた映画をあらかじめお知らせ頂き、それを基にフレグランスの原材料を選定しご用意いたします。
お客様と一緒に創り上げる、特別な香りとかけがえのないひととき。
香りを通してお気に入りの映画をさらに深化させ、五感を研ぎ澄まし想像力の極致を追及して参りましょう。
【1時間目 講義】
五感の中でも香りは記憶や感情を呼び起こす作用があると言われています。
身近にありながら意外と知らない香りのメカニズムや豆知識をFragrance Salon Ablxs 千代先生が優しくレクチャー。
沢山の書物に囲まれながら、調香に入る前に知識の下地を作ります。
【2時間目 調香】
物語から連想するキーワードを基に作成する、世界でたったひとつの香り。
ストーリー、登場人物の印象、色彩、音楽など、一つの映画・映像から様々なエッセンスを抽出し、イメージを膨らませ、世界で一つだけの香りを紡ぎ出しましょう。
※材料、香水瓶等は主催者側で準備いたします。
香りの魅力を広く伝えるため、五感を刺激する音楽、ファッション、
写真等他ジャンルのアートとのコラボレーションや、ワークショップ開催も積極的に行っている。
水瓶座調香WS後記/お客様の声
先週末は水瓶座調香WSでした!
おもてなしには、資生堂パーラーで買い求めた「七色金平糖」を。
その昔資生堂から発売されていた「七色粉白粉」を100周年記念の複製版発売に合わせてつくられたカラフルで綺麗な金平糖!
余談ですが、資生堂の「七色粉白粉」、実物は白、黄、薄紅、橙、紅、淡緑、藤…全色混ぜると、スーラの点描画のように美しい肌色に見える7色セットの白粉!
ドレッサーにこれがあったらテンション上がるなぁ〜
調香ご体験中!
水瓶座WSでは、ハーバルで明晰性をあげるローズマリーや、クリアな空気をイメージした香り、透明感のある芍薬など、風のエレメントをもつ水瓶座らしい香料をご用意。
それぞれご自身らしいフレグランスが完成していました♪
【水瓶座調香WS】お客様の声
・初めての調香、香りを選ぶのにかなり迷いましたが、アドバイスが分かりやすく好みな香りに仕上がりました
・水瓶座についての話がすごく当てはまっていて、自分の星座の気質ってやはりあるのだなと感じて面白かった。見えない香りを探るWSとても楽しかったです
・水瓶座への理解が深まって、他の星座にも興味が湧きました。
・単品の香料を嗅ぐ機会がなかったので、様々な香りを試すことができて面白かったです。理想の香りをつくれて大満足でした!
と、嬉しいお声をいただきました。
いつも皆様、本当にありがとうございます!
さて、次回は(すでに満席になってしまいましたが)3/11(土)魚座の香りWS!
再来月は4/15(土)牡羊座の香りWS開催予定です!
気になる方は予定を空けておいてくださいね♩
3/11(土)魚座の香りWS開催!
12か月連続の大好評企画…!
2017年3月は魚座をテーマにした調香体験をしていただける、特別WSを開催いたします。
魚座のテーマは「I believe.(我、信ずる)」。
12星座の最後を飾る、特別な星座です。
大海を自由に泳ぎまわる魚は、人間界でいう国境、上下関係などとは無縁の「解放
」された世界にいます。
本当は「自由」が目の前にあるのに、一歩踏み出せないでいるとき、
まずは自分自身の既に持っているものを信頼し、いらないものを手放してみませんか?
自分自身を束縛していた窮屈な気持ちを解放し、一歩先の新たな世界に踏み出したい方にオススメなワークショップです。
▼魚座の香りワークショップ▼
内容:
・「魚座」のもつ性質やキャラクターを知る
(西洋占星術から読み解く星座の物語の意味、長所・短所、対応する色、植物、香りなど)
・「魚座」からイメージされる香りの試香
(市販の香水、精油、香料などからご紹介します)
・「魚座」らしい香りの纏い方のコツ、自分らしさを演出するコツの伝授
・「魚座」をイメージした香りの調香体験
(ご自身で調香していただき、ボトルに詰めたものをお持ち帰りいただきます!)
アットホームな雰囲気で、気軽にご参加いただける内容となっております。
※ 魚座の方はもちろん、12星座や香りそのものに興味のある他の星座の方も歓迎いたします☆
日時:
2017年3月11日(土)
11:00〜(約2時間)
定員6名様 満員御礼!ありがとうございます!
5,000円
会場:Fragrance Salon Ablxs
吉祥寺駅北口徒歩約8分
(プライベートサロンのため、
ご予約いただいた方にメールにて地図をお送りいたします)
参加ご希望の方は、
件名を『魚座の香りWS参加希望」』とし、
①お名前(ふりがな)
②当日連絡のつくTEL No.
③メールアドレス
③参加人数
④あなたが魚座からイメージする香り(ひとつ)
を、ablx.info@gmail.comまでお知らせください。
追ってお返事させていただきます。
たくさんのご参加お待ちしております…*
【香りの読書/その2】赤江瀑「オイディプスの刃」
以前、画家の樋上公実子さんに教えていただいて気になっていた
赤江瀑の「オイディプスの刃」、面白くて一気に読了しました!
ものすごい、ただならぬ雰囲気漂うカバーですよね…。昭和49年初版なのですが、装幀は横尾忠則が手がけているそうです。
「備中次吉」という刀の魔力が引き起こした白日の惨劇と、亡くなった調香師の母のラベンダーの匂いの記憶が、息子たち3人の運命を狂わす妖美華麗な世界観を描く長編小説。第一回角川小説賞受賞作。
調香師が何人も登場する物語なのですが、第三章の始まりがゾクっとします。
「調香室には風がない。
言いかえれば、風を持たない空間である。
匂いが動いてはならない。
また、香料の微量な一しずくをあらそう、いわば匂いを計る天秤の微妙な動きと対い合わねばならない部屋だ。
フラスコをのせた天秤は、香液のかすかな重み、積みかさなりのひそかな気配、それ以外のどんな動きも伝えてはならなかった」
まさに調香室の緊迫感とはこんな感じ。
計りはちょっとした風にも影響されてしまうので、私も基本的には空調もつけずに調香します。
いつ見たの?!というくらいリアルな表現に、あっと思わさせました。
またこのシーンが、3兄弟の緊迫した関係性とすごくマッチしていて、流石の言葉選びだなと感動しました。
試香紙に匂いをつけた後の変化を追っていく調香師の姿や、処方の組み方、香料メーカーの調香師と化粧品会社の専属調香師の違いなどについてもリアルで詳細に描かれているのも、香りの仕事に興味のある方にとっても読み応えのある本だと思います。
人生を狂わせた「刃」の香りってどんなだろうと、想像しながら読んでいただきたい名作です。
【香りの読書】 「匂いたつ官能の都」
【香りの読書】
「匂いたつ官能の都」ラディカ・ジャ読了。
『匂い』という感覚を通して描かれる、現代世界文学の最前線、仏ゲラン賞受賞作。人並みはずれて鋭敏な『匂い』の感覚を持ったインド系の女性リーラが、異国の都パリで体験する、もうひとつの『パリ』とは?
いま、世界で最もエスニックな都会であるパリを異邦人女性の嗅覚を通して描いて、世界十七か国に翻訳された鮮烈なデビュー作。(解説より)
玉ねぎが油と熱を含んで「死んだ」ときに発する言葉のようなにおい、養母が教えてくれたインドのスパイスとニンニクをふんだんに使った料理のにおい、幼い頃祖父がくれたザンジバルの古い薔薇と麝香の香水、輪廻転生というテーマを持つオリエンタルなゲランの「サムサラ」、埃っぽい男の頭皮の臭い、名前のない地下鉄のにおい…、
様々な記憶に残る「においの描写」が秀逸な小説。
しかも日本とも欧米とも異なる、異国のスパイスが漂う東洋の匂いが、何ともオリエンタル。
一番印象的だったシーンは、こちら。
「タマネギが匂いを出すのは水を含んでるからなんだ。それで目が痛くなって涙が出るんだよ。だから炒めて水分を飛ばすわけさ。」(中略)
「タマネギは最初、抵抗するんだよ。死ぬまいとして、水分にしがみつくわけだね。歌を歌って、大声で叫んで、こっちに呪いをかけようとする。そのとき、ひどい匂いを出すんだ。
でも結局、火や油の勢いには勝てなくて、あきらめてしまう。死んでいく人が最期の息を吐き出すみたいに、タマネギは匂いを残していく。その匂いがほかの食べものにしみこんでいくわけさ。(中略)タマネギの匂いは死にゆくものの匂いなんだよ。
ううん、すごい表現。
明日から料理をするとき、食材のにおいの声をそっと聴いてみよう。
Diptyque 香りのカクテルWSへ
先日、ディプティック青山・旗艦店にて開催された「香りのカクテルWS」へお邪魔しました。
35種類のフレグランスから2種類をカクテルのように重ね、自分だけの香りをつくる特別イベント🍸🍒
色々試させていただきましたが、私は爽やかな蔦のグリーンやアロマティックなゼラニウムの薫る「Eau Plurielle/オープリュリエール」×太平洋横断船の旅で感じたエキゾティックな香辛料やタバコの香り「Volutes/ヴォリュート」の組み合わせが気に入りました。
重ねると、「BARの入口を潜り抜けたときに感じるラム酒」のような深い香り。
大人なひと時を香りで味わいたい日におすすめです。
また余談ですが、私自身はお酒がかなり弱いのですが、ラムやジンのクリアで独特なお酒の香りが大好き。
飲めないけれど、夜の香りを纏いたい…という方にもぜひ試していただきたい、まさに「香りのカクテル」です♪