読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

gemme du parfum

宝石のようにしづかに輝く、香りのおはなし。

花の無い果実?花を持つ果実?①

昨日は中秋の名月十五夜でしたね。

皆さま真ん丸お月様は見上げられましたでしょうか?

私は雲の隙間からチラっとですが見ることができ、エネルギーを貰えたような気がしています!

 

さてさて月も大好きなのですが…花より団子な私は最近千疋屋へ、

大好きな無花果のパフェを食べに行きました。

f:id:ablx:20160916140616j:plain

皮と果肉の間の独特な青みのある香り…

つぶつぶ、じわっとした舌触り…

秋の一番好きな果実を、存分に堪能させていただきました。

 

しかしそもそも無花果という名前ってなんだか不思議ですよね。

「花が無い果実」と書きますが、本当に花がないの…?

と思って調べてみると、、、

実は「果実」と思って食べていた部分が花なのだそうです!!

 

厳密に言うとむしゃむしゃと食べているのは花を覆っている袋で、花嚢(かのう)といいます。

無花果を割ると中に白っぽい、ピンクっぽいツブツブが無数にありますね。

アレがいわゆる花なのです。

木に成ったまま熟して落ちるころには、硬い小さいツブツブの実ができてイチゴのようにその中に本当の意味の種ができるのです。

皆さまが食べているアレは花が咲いている状態(実際は花床)を食べているのです。

普通の果物は花が咲いて交配して花が散って、実がなって膨らんで食べごろに熟した頃に実を食べますが、無花果は花が咲いているときに食べています。

だから果物の「無花果」は実ではなく花を食べているというわけです。

 

花を内包した果実…

それを知らずに食べる人間…

なんだか耽美的な香りがします。